本当のところ、坂を上るのか試したくなったため、いろいろ実験をしてみることにしました。
今回テストに用意したのは、「AS07 700系新幹線」です。フランジが長いタイプの現行品です。
(写真1 プラレールアドバンス AS07 700系新幹線)

そして、初回のテストコースは、ニュー坂レール(グレー)と、坂曲線レールの組み合わせのシンプルな円周です。電池は、少し使用した状態の1.5V前後でスタートします。
(写真2 今回のテストコース)

まずは、4両すべてつなげて、内側・外側を試しました。ニュー坂レールでは、上がる途中でスリップして止まってしまうことがわかりました。
(写真3 ニュー坂レールでスリップして止まる車両)

同じ条件で、坂曲線レールでも同じように、上がる途中でスリップして止まってしまいました。
(写真4 坂曲線レールでスリップして止まる車両)

では、中間車の動力車のみではどうかというと、後ろ側にゴム車輪がある場合に限り、ニュー坂レールをクリヤーしました。
しかし、坂曲線レールは上がりきったところで、残念ながら、お腹がつかえているようで、いわゆる“亀”になって止まってしまいました。坂そのものは、ゴム車輪の前後に関係なく、坂を上がることができます。
(写真5 動力車のみで止まってしまう場所)

この実験から、工夫すれば坂レールも大丈夫なのではないかと期待が膨らみます。
続けて、いろいろと試してみたいと思っています。
しかしながら、今回のようにカーペット上で走行させた場合は、やはり簡単に脱線します・・・。
ちなみに、このコースでの脱線原因は、次第にできてくる“段差”と、動力以外の“軽い車両”です。
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頑張ってください!
今回のテストをした結果として、4両でも普通に坂をのぼっていく可能性があるなと感じています。
何かと実験するのは楽しいので、いろいろと試してみたいと思っています。
記事でも、プロセスを含めた結果を皆さんにご報告していく予定です。