それは、夜間、実車を見た場合、外から見る照明は、それなりにグリーンに見えますが、KATO製の窓の色が濃いことや、鉄道模型としてみた場合に、違和感を感じることがあるからです。
(写真1 KATO E233系京浜東北線・E231系山手線ほか)

なお、メーカー製の室内灯クリアを使用した場合は、LEDの青白さや光が強めなため、“白”く点灯しているように見えます。
このほか、車などに使用するテープLEDの“白”(クールホワイト)も、以前は青白いような発光のものが多く、同じようになります。
しかし、最近のテープLEDは、蛍光灯などの代わりに室内で使用することが多くなり、クールホワイト(昼光色)と明記されているものでも、色温度が低く、昼白色に近い色のものが主流となっています。
そこで、色温度が低めなクールホワイトのLEDに、油性ペンの青で縁取りして、かつ電流制限抵抗の値を下げて(3個1組で製品のままの場合は、値を下げると壊してしまう可能性が高いです。)、以前主流だったクールホワイトに近づけるようにしてみました。
(写真2 KATO E231系500番台山手線を使った室内灯の比較)

左のサハは、色温度が高めのクールホワイトで、右のサハは、色温度が低めのクールホワイトのLEDを加工した室内灯です。(※写真2・3)ほとんど区別がつかないくらいに調整ができたと思います。
また、写真ではわかりづらいかもしれませんが、グリーンも少し感じられるような色合いになっています。
(写真3 色味を調整したLED自作室内灯)

まずは、試作なので、もう少し製作をしてみて、問題がなければ量産していくつもりです。
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