また、この対処方法に、基板上のコンデンサーを外すことが推奨されているようですが、これに従うと進行方向とは反対側のLEDヘッドライトも点灯してしまうのことでした。
このことについてのテストを打診したところ、結果的に庄龍鉄道のオーナー様がテストに協力してくださいました。
さて、オーナー様によると、(ネット上で調べて)+-の電極間に、コンデンサ+抵抗器(スナバ回路といっていました。)での対処を考えているとのことでしたが、先入観を捨てて現物を見せていただき、テストを開始しました。
(写真 逆起電力によるLEDライトの逆方向点灯を防ぐテスト)

まずは、もとの製品の状態で取り付られていて、誤作動の原因となっている積層セラミックコンデンサ(チップ)の容量をテスターで測りました。1μFと、一昔前では大きめの容量でした。
そこで、この容量が問題ではないかと思いましたので、自作のPWM方式コントローラー製作の経験から、(2PのICソケットを仮に取り付けて)0.047μFへの交換を試みました。あともう少しで常点灯になりませんでした。
つづいて、0.022μFにしたころ、常点灯に対応して一瞬成功かと思いましたが、走行時にときどき逆方向のライトが点灯してしまいます。
その中間の0.033μFは、手持ちがなかったため、コンデンサの組み合わせで近い値を作って、再度試したところ、停止時の(常)点灯から走行まで、問題なく点灯するようになりました。
結果をまとめると、トミックスの普及しているタイプのPWMコントローラーと、KATOの電気機関車の環境では、0.033μF付近の値の積層セラミックコンデンサー(チップ)へ交換する(もとの製品のコンデンサが取り付けられていた位置で、2Pのソケットも不要)だけでよさそうです。
なお、パーツの容量の誤差や使用する機器など環境によっては、少し変わると思いますが、対処方法を探る際の参考になれば幸いです。
また、テストを容易にするため、ラジアルリード型の積層セラミックコンデンサーを使いました。しかしながら、このテストについては、足の長さなどが影響する可能性が低いので、そのままチップに置き換えるだけでよいと思います。
※環境が異なる場合は、同じ成果が得られない可能性があることや、改造となり、メーカーのサポート外のことですので、参考にされる際は、そのことをご理解いただき自己責任でお願いいたします。
テストへのご協力ありがとうございました。
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コメントありがとうございます。
この対策方法については、多くの方に試していただけると、車両の違いによる傾向なども見えてくると思いますので、お知らせいただけるのは、とてもありがたいです。
また、(2015年)1月3日付けの記事でも、追加の内容を書きましたので、そちらも参考にしていただけるとうれしく思います。
それから、かんちょさんのブログも、拝見しました。とても楽しい内容で、これからも訪問させていただきます。
こちらこそ、いろいろとお世話になると思いますが、今後とも、よろしくお願いいたします。
これはなかなか興味が有る実験をされていますね、私もKATO製機関車の常点灯化と後方ちらつき軽減をやっていましたので、見ていてビックリ、コンデンサの値変更で行けるとは・・・素晴らしいです。
私の方も実験させて頂きまして、ほぼ同様の結果となりました。
実験記事と共に、紹介させて頂きますね。
こちらこそ、本年もいろいろとお世話になりました。
この度の件では、年末でお忙しいにも関わらず、いろいろなテストをしてくださり、ありがとうございました。
ブログ記事のほか、動画などでも、わかりやすくテストを紹介されているので、とても参考になります。年明けには、こちらでもご紹介させていただきたいと思っています。
引き続き、お世話になりますが、来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
今年は面白いお話をいただき有り難うございました
一応、私なりの検証は出来たように
思います。
今後は、別の車両でのテストをしたいと考えます。
追々、検証結果は掲載して行きたいと思います。
来年も、引き続き宜しくお願い致します。
この度は、コメントありがとうございます。
ブログも訪問させていただいていますが、テストについて掲載された記事も拝見しました。
うちには、(KATOの)電気機関車がないので、いろいろな例があると参考になるのでとても助かります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
コンデンサは単体の0.033uFが無かったので1uFを30個直列にして検証してみました。
ほぼ100%ちらつきはありませんでした。
これなら面倒な改造をしなくて済みます。
ありがとうございました。
たくさんの車両をお持ちで、電気的なこともいろいろと経験されている雷鳥8号さんにテストしていただいたことは、とてもありがたく、ご連絡いただいたこと、感謝しております。
テストの経緯など、詳しいことは、ブログに掲載していただけるとのことで、楽しみにしております。
電気関係は、実際にやってみないと・・・ということや、環境の違い、そのほかにも長いこと継続しても大丈夫かなど、気にかけなくてはならないことが多いので、テスト結果を公表していただけることは、皆さんにとっても役立つ情報になると思います。
何はともあれ、お互いに鉄道模型を楽しめるのは、とてもうれしいことです。引き続き、よろしくお願いいたします。
KATO機関車での常点灯化時の逆起電力
について、コンデンサー容量を記事の
0.033μFのチップコンデンサーに変更
して見ました。
明日、明後日の二回でご報告したいと
思います。
結論を先に申し上げると、とても
いいと思います。
私の所有する車両の中から、古い
タイプのモノと現行仕様のモノの
二台でテストして見て、施工性と
コスト、効果を見てもスナバ回路
より断然良いと思います。
改めて、とても良いお話を掲載
して頂き有難う御座いました。
また、お暇な時に見てやって下さい。
うちには、LEDライトの電気機関車がなかったこともあり、鉄道模型のいろいろな方と出会う中で、メーカーが完全な形で対処しない事案があることを知りました。
PWM式のコントローラーを作る際のテストから、室内灯用など、車両に搭載したコンデンサのため、列車を止められなくなるなど、いろいろと影響することがあることがわかっていたので、それに対処するための経験などを生かして試してみたものです。
なお、スナバ回路については、逆起電力への対処でも、本来は少し別の目的であることや、部品点数が増えてしまうため、できるだけシンプルに解決できればと思った次第です。
テストして何かお気づきのことがありましたら、お知らせいただけると助かります。
いつも、ありがとうございます。
(はじめ、冒頭の文が、うっかり反対でしたね・・・。)
ご無沙汰しています
逆起電力の対応のお話
いいお話ですね!
コンデンサの容量を変えるだけで
対応が可能というのであれば、簡単ですね
私もスナバ回路を実験レベルではやって見ましたが、実際に組み込むと
なると、所有車両が多いため、躊躇
して居ましたが、この方法ならかなり、楽が出来そうです。
コンデンサーの在庫を見て、私も
テストして見たいと思います。
良い実験をして頂き有難うございました。大変参考に成りました。
目からうろこですね(^_^;)
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