しかし、私が小学生くらいの時には、もう少し鉄道模型(HOゲージ)に近い「スーパーレール」という、プラレールの兄弟のようなおもちゃがありました。
当時、大変お世話になった先輩のお宅で結構遊ばせてもらいましたけれど、うちでは買ってもらえなかったので、ものすごくあこがれのおもちゃでした。
(写真1 スーパーレール ライト付き D-51 セット)

スーパーレールは、鉄道模型の16.5mmゲージに対して、レール幅が約22.0mmで、フランジのある車輪となっています。
ただ、そのレール幅や最近の一部のプラレールで型の使い回しがあるように、やはり、プラレールというところから抜けきらないところがあります。
(写真2 スーパーレールのレールと架線柱)

さて、この年になって突然やってきた「スーパーレール」ですが、ここへ来るということは、お約束のように、そのままでは使えません・・・。
まずは、どこかの物置などで眠っていたのか、かなりカビの臭いがひどいため、すべてを石けんとお湯で丁寧に洗う必要がありました。
電気的な部分やシールが貼られているところは、かなり気をつかう作業となります。もちろん、分解も必要です。※写真は、清掃後のものです。
(写真3 動力車のD-51を分解・清掃・修理)

せっかくなので、何かの役に立つように動力車のギヤ関係の写真です。
やはり、プラレールです・・・。往復の仕組みの部分もそのままです。
(写真4 動力車のギヤ)

車輪のほかに大きな違いは、モーターが丸形で大きいことと、単2形乾電池2個・3Vで動かすことです。
そのため、音は正常な状態でも、かなりうるさく感じます。
(写真5 スーパーレールのモーター)

そして、問題はやはり“ピニオンギヤ”のギヤ割れでした。
スイッチを入れたときに、プラレールの故障でよく聞く音がしていたのです。
ギヤの交換方法は、プラレールと同じなので、ここでは省略します。
(写真6 ギヤ割れしていたピニオンギヤ)

スーパーレールの話題は、次回に続きます。
本日は、このほかに「トランジスタ技術2014年4月号 特集はオームの法則」の記事があります。
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