※2013年8月31日で、大手町一帯の再開発のため“閉館”となります。このうち郵政資料館は別の場所への移転が決まっているようですので、次回の関連記事でお知らせする予定です。
前回、マユニ31(昭和10年製)の向かって左側だけの写真を掲載しましたが、右側もとてもよく再現されています。
(写真1 マユニ31の鉄道模型)
マユニ31の全体を見ると屋根の部分が一部が開けてあり、中が見えることも分かります。
ちなみに、鉄道を使った郵便郵送は鉄道開業(明治5年・1872年)とともに始まったそうです。
明治36年(1903年)には、鉄道郵便局が設置されたと説明に書かれていました。
(写真2 マユニ31の鉄道模型 全体)
マユニ31の展示コーナーを後ろ側から見ると、奥に飛脚の展示・体験コーナーが見えます。
さすがに、郵政資料館の模型だけあって、郵便車の再現はとてもよくてできていたと思います。
(写真3 マユニ31の模型がある付近の様子)
ここで、資料館の別のコーナーになりますが、「年賀はがきのモデルとなった郷土玩具」も展示されていました。
このように、地味ですけれど、とても充実した施設となっています。
(写真4 年賀はがきのモデルとなった郷土玩具)
さて、再び郵便車の鉄道模型にもどります。先ほどの場所から少し奥のところにも3両模型がありました。
(写真5 さらに3両の郵便車の鉄道模型)
一番手前は、「フホユ9870形」郵便車の鉄道模型です。こちらも、車内で人が作業している様子が再現されています。
この車両は、明治31年(1898年)に、山陽鉄道902号として製造(のちに国有化)されたことがなどが説明として書かれていました。
(写真6 フホユ9870形郵便車の鉄道模型)
次回は、箱根登山鉄道の話題の続きを掲載して、再び「逓信総合博物館の閉館前に郵便車の鉄道模型」の最後(3回目)を予定しています。
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