まずは、“箱根”をテーマにした「芝学園 技術工作部」の作品です。
高低差のある迫力のジオラマになっています。
(写真1 芝学園 技術工作部)

箱根登山鉄道をイメージした風景の中には、ロープウェイも見られるなど、箱根を1畳の中に凝縮しています。
(写真2 箱根登山鉄道をイメージしたジオラマ)

山を下りてくると、箱根湯本駅とわかる駅もあります。
小田急のロマンスカーも到着しています。
(写真3 箱根湯本駅とロマンスカー)

つづいては、“中央本線”をテーマにした「東京電機大学高等学校 鉄道研究部」の作品です。
勝沼ぶどう郷駅をメインにしています。
(写真4 東京電機大学高等学校 鉄道研究部)

レイアウト全体は、甲府盆地を意識したのどかな景色となっていますが、桜が咲くシーズンという設定で、とても明るいイメージです。
(写真5 勝沼ぶどう郷駅など)

ジオラマの前には、同駅の列車案内が表示されるモニターも設置されていました。
(写真6 ジオラマ前のモニター)

鉄道模型コンテスト2018~1畳レイアウト部門は、5回にわたり掲載してきましたが、今回で最終回となります。
なお、モジュール部門と同様に、写真が撮れているものは、すべての参加団体(校)を掲載しています。しかしながら、出展はとても多く、限られた時間の中であるため、残念ながらご紹介ができなかった団体がありましたら、どうかご容赦いただければと思います。
今回も、鉄道模型コンテストの話題の続きで更新します。
2018年8月4日(土)~5日(日)の2日間、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催された、鉄道模型コンテスト2018・第10回全国高等学校鉄道模型コンテスト~1畳レイアウト部門の4回目です。
1校目は、信越本線横川駅付近など“碓氷峠”をテーマにした「桐蔭学園高等学校 鉄道研究部」の作品です。
横川機関区(横川運転区)をイメージして、たくさんの電気機関車や客車などが見られます。
(写真1 桐蔭学園高等学校 鉄道研究部)

横川駅付近ということで、峠の釜飯で雰囲気を盛り上げています。
(写真2 碓氷峠・横川駅付近をテーマにしたジオラマ)

2校目は、“春告ぐ鶯、桃を経ちて”というタイトルの「京都市立京都工学院高等学校 鉄道研究部」の作品です。
レイアウト上の奈良線で活躍する103系や205系などの車両が、イメージした風景の場所をアピールしているようです。
(写真3 京都市立京都工学院高等学校 鉄道研究部)

主に住宅地の中を列車が通っていきますが、切り通し区間なども作られています。
(写真4 切り通しの区間)

3校目は、“山の中をループする、大きなレイアウトの「東京都立大崎高等学校 ペーパージオラマ部」の作品です。
最上段の鉄橋から、トンネル区間(地下)まで、高さを変えて複数の線路が通っています。
(写真5 東京都立大崎高等学校 ペーパージオラマ部)

いろいろな列車が、トンネルから出てきたり消えたりして、おもしろい設定となっています。
(写真6 いろいろな列車が出てきたり消えたり)

鉄道模型コンテスト2018~1畳レイアウト部門は、次回が最終回となります。
1校目は、“江ノ電(江ノ島電鉄)”の沿線をテーマにした「早稲田高校 鉄道研究部」の作品です。
1畳の中に凝縮された湘南の風景がすてきです。
(写真1 早稲田高校 鉄道研究部)

まずは、JR横須賀線との乗換駅にもなっている鎌倉駅です。
特徴のある駅舎も、ミニサイズでまとまっています。
(写真2 JR横須賀線・江ノ島電鉄 鎌倉駅)

単線の江ノ電は、各所で対向列車の待ち合わせ(列車交換)を行いますが、そんな様子も見ることができます。
(写真3 対向列車の待ち合わせ)

また、背後に湘南モノレール(湘南江ノ島駅)が見えるあたりの丘には、江ノ電をはじめとする関連各社のキャラクターも作られています。
(写真4 丘の上の鉄道キャラクター)

1校目は、“路面電車”が通る街の「海城中学高等学校 鉄道研究部」の作品です。
少し前の都電荒川線をモチーフにしたような感じのレイアウトです。
(写真5 海城中学高等学校 鉄道研究部)

メインの路面電車は車庫のシーンもあります。
(写真6 路面電車の車庫)

鉄道模型コンテスト2018~1畳レイアウト部門は、まだ、続きます。
まずは、スタジオジブリのアニメーション映画“天空の城ラピュタ”をテーマにした「白梅学園青修中高一貫部 鉄道模型デザイン班」の作品です。
(空中)海賊のドーラ一家に追われる炭鉱の街のシーンを再現しています。
(写真1 白梅学園青修中高一貫部 鉄道模型デザイン班)

橋の下から空まで、1畳のスペースを十分に生かしています。
(写真2 天空の城ラピュタのシーンから)

ポイントとなるシーンは、詳細に作られています。
(写真3 詳細なシーンの作り)

木で組まれた橋など、アニメのシーンを見事に立体化していて、トロッコの車両も実際に走行します。
(写真4 アニメのシーンを見事に立体化)

つづいては、“郷愁の一夏”というタイトルの「鎌倉学園中学高等学校 鉄道研究同好会」の作品です。
地方私鉄のローカルな景色をレイアウトにしています。
(写真5 鎌倉学園中学高等学校 鉄道研究同好会)

路線バスが通過するシーンなど、どこも、のんびりした山の風景を楽しむことができます。
(写真6 のどかな風景)

鉄道模型コンテスト2018~1畳レイアウト部門は、もう少し続きます。
まずは、“ギリシャの夏”というタイトルの「東京都立三鷹中等教育学校 鉄道研究同好会」の作品です。
アテネの市街地を通る鉄道風景を表現したものです。
(写真1 東京都立三鷹中等教育学校 鉄道研究同好会)

沿線の建物がとてもよい雰囲気を出しています。
また、日本の貨物列車ではありますが、妙にマッチしているようにも感じます。
(写真2 アテネの市街地のモジュールから)

つぎは、JR中央線“国立駅”を再現した「桐朋高等学校 交通研究部 鉄道研究班」の作品です。
学校の最寄り駅であり、旧駅舎の再築をきっかけとして、モジュールの製作に取り組んだとのことです。
(写真3 桐朋高等学校 交通研究部 鉄道研究班)

ホームのつくりや機器類の箱など、細かなところにも力が入っています。
(写真4 JR中央線国立駅)

最後は、“山奥の線路”というタイトルの「桐朋高等学校 交通研究部 鉄道研究班」の作品です。
夏休みの思い出を、モジュールにて表現しています。
(写真5 帝京中学校・高等学校 模型同好会)

一見合わなそうなE235系の山手線が、出展作品全体を通る車両として通過していきますけれど、同系列は他線にも導入されるようですので、そんな光景が見られることもあるのかもしれません。
(写真6 山奥の線路のモジュールにE235系が通過)

鉄道模型コンテスト2018~モジュール部門は、48回にわたり掲載してきましたが、これで終わりとなります。
写真が撮れているものは、すべての参加団体(校)を掲載しています。しかしながら、出展はとても多く、限られた時間の中であるため、残念ながらご紹介ができなかった団体がありましたら、どうかご容赦いただければと思います。
鉄道模型コンテスト2018については、他の部門の掲載(一部は、続き)も予定てします。