1階ヒストリーゾーンの奥には、東海道新幹線(0系・21形式)だけにテーマを絞った特別なスペースがあり、開業時の出発式をイメージした展示になっています。
(写真1 開業時風展示の0系新幹線)

別料金などの特別な公開ではあれませんが、入口が設けられていています。
(写真2 0系新幹線展の示コーナーの入口)

0系は側面から見ても、とてもすてきなデザインだと思います。方向幕ではなく、サボというのもなかなか時代を感じさせてくれます。
(写真3 0系新幹線の側面)

展示車両は、他の車両同様に車内に入ることができます。
(写真4 0系新幹線の車内の様子)

冷たい飲み水を提供する機械や洗面台など、特徴的な設備も残されています。
(写真5 冷却飲料水)

(写真6 洗面台)

車両の連結面近くには、0系新幹線を説明するためのディスプレイが設置されていて、ここだけ現代風な感じです。
(写真7 0系新幹線の案内)

ドア付近には、改良箇所の説明もありました。
(写真8 ドア付近と改良箇所の説明)

さらに、普段見られない機器類の一部もガラス越しに見られるようにしてあります。
(写真9 普段は見られない機器類)

車両のほかにも、0系新幹線の鉄道模型や歴史年表があって、新幹線について詳しく知ることができるようになっています。今回は、あまりじっくりと読む時間がなかったので、次の機会には、いろいろと歴史を学びたいと思っています。
(写真10 0系新幹線の鉄道模型や歴史年表)

新幹線は、この0系も含めて1階ヒストリーゾーンの広いところにも別に展示がありますので、こちらも、ご紹介したいと思っています。
前回も書きましたように、弁天橋駅-武蔵白石駅間は別の機会にご紹介することにして、鶴見線から南武支線への乗換駅となる「浜川崎駅」です。平日の日中は、1時間に2~3本のうちの2本の列車がこの浜川崎駅止まりとなります。
(写真1 鶴見線 浜川崎駅ホーム)

現在の鶴見線(平日)の日中は、扇町駅と海芝浦駅までは2時間に1本、大川駅(大川支線)へは0本というものすごいダイヤとなっていますが、路線バスが充実しているので、実は支障がなかったりします。
さて、ホーから階段を上がると、無人駅なのできっぷ売り場とSuicaをタッチする機械だけがあります。南武支線へは、一度改札を出て道路を渡ることになります。
(写真2 鶴見線側の浜川崎駅のきっぷ売り場)

階段を下りて、道路を渡ると南武支線の浜川崎駅があります。鶴見線の改札よりも立派な感じです。
(写真3 南武支線の浜川崎駅)

南武支線は、205系1000番台の2両編成でワンマン運転です。浜川崎-川崎新町-八丁畷-尻手の4駅を往復しています。地元では、“浜線”と呼ばれいてるようですが、“ハマ線”というと私は「横浜線」と思うので、初めて聞いたときは場所が変われば・・・と思いました。
(写真4 南武支線の浜川崎駅)

なお、車両はワンマン運転用のミラーが乗務員室に取り付けられています。やはり、都会ではない雰囲気です・・。
(写真5 ワンマン運転用のミラー)

さて、列車の方は浜川崎駅を出ますと、次の川崎新町駅で対向の貨物列車を待ち、あっという間に八丁畷(はっちょうなわて)駅につきます。
(写真6 JR八丁畷駅の駅名標)

八丁畷駅は、京急線の上にあり、ホームは京急の上りと下りホーム間の跨線橋ともなっています。
(写真7 JR南武支線・貨物線の下は京急線)

ここも無人で改札がないため乗り換え用のICカード読取機が設置されています。なお、外に出る場合は、どちら側かの階段を下りて京急の八丁畷駅の改札口を使用することになります。
(写真8 JR-京急乗り換え用のICカード読取機)

次回は、京急線に乗り換えるところからご紹介して最後となります。