箱根登山鉄道をイメージした出展用に、電子制御回路を組み込んだ信号機を作って(改造して)います。
(写真1 製作中の信号機 鉄道おもちゃ・プラレール)

その製作では、電池ボックス部分が余りますので、何か別の用途に使えるよう、丁寧に切り離します。
(写真2 別の目的に転用する予定の電池ボックス)

あと、量産する信号機は、メンテナンスを簡単に行えるよう、台座部分をねじ止めに変更しています。
こんな感じて、製作を進めているところです。
(写真3 プラレール信号機の台座部分)

すでに、鉄道模型にシフトも進み、特定の鉄道おもちゃ改造関連の掲載回数は激減していますけれど、過日のテレビ番組の件でもいろいろとありましたように、上記の改造については、わかる人にしかわからない(内容などを明かすことができずに、活動や発表を縮小する)厳しい状況にありますこと、ご理解をお願いいたします。(楽しみにしてくださっている多方々には、本当に申し訳なく思っています。)
※左の回路は、動作テスト用のタイマー式6灯対応回路、信号機は自作のプラレールサイズ用5灯式。
(写真1 高速進行も現示できる閉そく信号機の回路)

今回のこだわりは、成田スカイアクセス線(京成・北総)タイプの高速進行のほかに、北越急行ほくほく線の5灯式で高速進行(GG)を現示して、かつ一定の閉そく区間(G)の後に高速進行となるようにも対応したことです。
また、通常は6灯式として使用する機会はほとんどないので、2~5灯式(必要によりYYも含む)の閉そく信号機の回路としても使えるようにしてあります。もちろん、R→Yの遅延・京浜急行線を含むYGFにも対応しています。
(写真2 6灯式信号機 高速進行のイメージ)

あとは、オプションがなくても、この回路だけで、断線した(信号が何も送られてこなかった)場合は、「Rを現示する」選択をできるようにしてあります。
(写真3 今回製作した5・6灯式兼用の閉そく信号機の回路)

さすがに、いろいろなものに対応して、しかもロジックICを使用した回路のため煩雑になってしまいました。
そんなこともあり、いよいよ次回作の閉そく信号機の回路は、少しずつ勉強してきたPICマイコンを使用した(仕様は共通で接続可能な)ものに、チャレンジしようと思っています。
以前の回路では、次の閉そく区間に入りきると、R-R-Yから、R-Y-YG・・・に変わるようにしていましたけれど、都営浅草線のように、先行列車との間を1閉そく空ける(Rが2連続以上)など、ちがうパターンも自由に設定できるようにしました。
(写真1 閉そく信号機 4灯 R-R-Y)

(写真2 閉そく信号機 4灯 R-Y-YG)

このほか、通常は、R-Y-YG-(YGF)-Gの順に現示するものを、京急線の品川~横浜以外の区間や京急線以外でも使用できるよう、2~4灯で、YGやYGFを使用しないなど、順番を変えることもできるようになしました。
また、鉄道模型とプラレールにおいて、考えられるセンサーにできる限り対応できるようにも変更しています。さらに、断線時にRになる機能にも対応しています。(通常は、配線を簡単にするため、信号がない場合はGとしています。)
なお、製作した回路については、写真の基板で、2箇所分となっています。
(写真3 閉そく信号機の回路 鉄道模型・プラレール共通)

この回路の量産と、成田スカイアクセス線(京成・北総線)の6灯式・高速進行にも対応した回路も製作をはじめました。こちらも、近いうちに試作回路ができあがりそうです。
本日は、このほかに「京成電鉄展 (2)プラレールレイアウト」の記事があります。
なお、「高速進行」(GG)を、5・6灯のどちらでも出力できるほか、成田スカイアクセス線・京急線で使用されている「抑速」(YGF)や、「警戒」(YY)も、有る無しを選択して出力できます。
(写真1 高速進行対応の信号機回路)

製作した目的は、「高速進行」を出したいというより、製作中の閉そく信号機・新回路の動作テストをするためです。そのため、2~6灯のすべに対応して、次の信号機への伝達順も任意に変えられるようになっています。
(写真2 6灯式まですべてに対応する回路)

都営浅草線など、京急線以外にも対応した新回路の製作も順調に進んでいますので、近いうちに掲載したいと思っています。
本日は、後ほど別の話題も掲載する予定です。