今回は、イベント用に増備したかった「ピンセット」です。
100円ショップの“セリア”で購入しました。
(写真1 100円ショップのピンセット)

鉄道模型をはじめとする工作用にも、100円ショップのピンセットが使いやすくなってきました。
高価なものとの大きなちがいは、他の金属製品と同じく、さわり心地ではないかと思います。
紙やすりなどで少し調整すると、ざらつきもなくなり、長時間使用しても違和感がなくなります。
(写真2 やすりがけしたピンセット)

個人的には、タミヤのピンセットがお気に入りですが、いいお値段ですので、場所や場面で使い分けることになります。
なお、ほかにも、さらに便利になった100円(税抜き)の商品がありますので、機会をみて掲載したいと思います。
ガンダムの塗装用に使っていたものをもらい受けて、7~8年くらいは使っていたのではないかと思います。
(写真1 エアーブラシ スプレーワーク HGエアーブラシⅢ)

これまでのものが、タミヤのダブルアクションでしたので、使い勝手などを考慮して、今回もほぼ同じような仕様のものにしました。
(写真2 エアーブラシの説明書き)

製品は、「スプレーワーク HGエアーブラシⅢ」で、0.5mm以下の細い線の吹き付けもできるとのことです。
(写真3 ダブルアクション 0.2mm径ノズル エアーブラシ)

京浜東北線か武蔵野線の103系あたりから、使い始める予定ですが、まだ落ち着いていないので、実際に試すことができるのは少し先になりそうです。
これから、気温が下がってきますから、あまり寒くならないうちに進められればと思っています。
(写真1 100円ショップの8倍拡大鏡)

2枚のレンズをあわせると、約8倍で見えるとのことです。
(写真2 2枚のレンズで約8倍に)

早速、使ってみたところ、確かにはっきりと見えました。
ただ、極度に拡大されることで、見たいパーツの位置を探すに、なれないと戸惑います。
(写真3 小さなパーツの文字もはっきりと見える)

カメラのレンズだけでは、焦点が合わないようなところも、はっきりと写せるようになりました。
100円ショップは便利なものが、まだまだ、たくさんありそうです。
入手しやすく、汎用性に優れていることから、当初は、タミヤのマスキングテープを使っていました。
ただ、一つ難点として価格が高めなため、数年前から一部併用しながらも、基本的には、3Mの業務用マスキングテープにかえています。
(写真1 3M マスキングテープ 業務用)

使った感じは、タミヤブランドのものとほとんどちがいは感じられず、だいぶ長いこと使ってきましたので、そろそろ記事にしてもいいかなということで掲載しました。
ちなみに、本来の目的の塗装用としてだけではなく、粘着力もそれなりにあり、たいていものものはきれいにはがせますので、コストも含め、いろいろな貼り付けや一時的な固定にも便利に使えます。イベントのときなどは、特に威力を発揮します。
このほか、タミヤのテープケースとも完全に互換性があり、幅が同じもの同士であれば、気にすることなく使用できます。
(写真2 タミヤのケースに入れて使っているマスキングテープ)

ホームセンターや通信販売などで探すと(販売単位は、1パックまたは1箱)、かなり安く販売しているところを見つけることがあります。
テープの幅も種類が多く、そういった点からも使い勝手がよいものだと思います。
今回は、せっかくなので、その成果として、鉄道模型やプラレール(鉄道おもちゃ)などのカビ臭対策をためしましたので、まとめてみたいと思います。
長いこと屋外の倉庫にしまっていたり、中古品を譲り受けるなどすると、カビの臭いが気になる場合があります。
程度がひどい場合は、臭いだけではなく、アレルギーなど健康を害することもありますので、効果がありそうなお掃除の定番品から4つの方法を選び、鉄道模型や鉄道おもちゃなどにも有効かテストしてみました。
(写真1 カビ対策の薬品 テストした4製品)

掲載の写真は、鉄道模型のケースや鉄道おもちゃのプラレールですが、このほかにも、HO・Nゲージの車両などもテストししました。
(写真2 鉄道模型のケースなど)

4つの方法のうち、重曹、塩素系漂白剤、逆性石けん、については、洗面台を使ってつけ込みました。
(写真3 プラレールや鉄道模型の車両など)

また、逆性石けんを使ったテストの一部は、鉄道模型のHOゲージのレールや情景など大きめのものが多かったことから、プラ製の大きなケースを使ったりもしました。
(写真4 プラ製の大きなケースを使用しての漬けこみ)

まず、100円ショップでも入手できて、適量であれば食品にも使用する、比較的安全な「重曹」(炭酸水素ナトリウム)を使った方法からです。
程度の軽いカビの臭いは、これでとることができました。
(写真5 100円ショップの食品にも使える重曹)

次に、重曹で臭いが取れなかったものを、、十分に洗い流したのちに、(台所用)塩素系漂白剤につけるテストをしました。
これも、100円ショップでも入手でき、台所の定番品ですが、用法・容量を守っても手が荒れることがありますし、原液の扱いは、特に注意が必要なので、あまりお勧めできませんが、プラ製の車両などは臭いを取り去ることができました。
カビの撃退にも効果がありますが、あくまでも漂白剤なので、色が白くなってしまうことに注意が必要です。
※今回は、テストした対象物で色が変わってしまったものはありませんでした。
(写真6 塩素系漂白剤)

重曹、塩素系漂白剤で、カビの臭いが取りきれす、わずかに残ったものについて、「おひさまの消臭 ふとん用」という商品名(登録商標)の薬剤を試してみました。
この製品は、スプレー式で(漬け込みません。)、日光や電灯の明かりなどにあてて、消臭効果を高めるというものです。プラレールのレールなどは、これでようやく臭いがなくなりました。
あと、書籍などにもためしたところ効果がありました。ただし、拭き取りながらスプレーするなど、紙がよれてしまわないように工夫する必要があります。
(写真7 おひさまの消臭 ふとん用)

最後は、かなり臭いがきつく、カビそのものを十分に撃退した方がよさそうなものについて、医療でも使用される「逆性石けん」(ベンザルコニウム塩化物液)に漬け込みました。
4つの方法の中では、かなり効果があり、状態の悪いものでも、刺激のあるカビ臭さをなくすことができました。少なくとも、殺菌効果は十分にあると思います。※ただし、一部、元のカビ臭とは別の臭いが残ることがありました。
ちなみに、逆性石けんは、ドラッグストアーのほか、薬品の取り扱いのあるカメラ・家電量販店でも、商品によっては安価で入手できます。
(写真8 ベンザルコニウム塩化物液・逆性石けん)

今回のテストでは、一般的な掃除の方法で行いましたので、すべに有効がどうかはわかりません。また、製品への安全性を保証できませんので、あくまでも参考ということでお願いいたします。(お試しになる場合は、自己責任でお願いします。)
参考にされる場合は、薬品の取り扱いをはじめ、シールや電子パーツなどは、水や薬品を苦手としますのでご注意いただき、薬品類の使用方法を守っていただきますようお願いいたします。
連休にふさわしい?お掃除の話題としました。次回は、鉄道模型コンテストからの続きを予定しています。